中国の情報化戦争:情報心理戦からサイバー戦、宇宙戦まで

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  原 著:ディーン・チェン
  監 訳:五味睦佳
  訳 者:鬼塚 隆志、木村 初夫
  出版社:原書房
  発売日:2018年6月25日
  定 価:本体4000円(税別)
  


<作品紹介> 
 本書は、中国が情報の役割と将来戦をどのように構想しているのかを明確にするために人民解放軍の文書を含む様々な中国の文献を調査し、中国の空母、ミサイル及び航空機等の増強に目を奪われるだけではなく、中国の安全保障において増大しつつある情報(サイバーだけではなく)の役割に関する中国の軍と指導層の深い考えを理解することが重要であると強調しています。孫子が「敵を知り、己を知れば百選殆からず。彼を知らず、己を知れば、一勝一敗す。彼を知らず、己を知らざれば、戦うごとに必ず殆し」と述べているように、中国は古来から情報戦の重要性を熟知しています。現代においては特に高価な物理的戦争に訴えるよりも、中国は得意の情報戦を駆使して所望の目的を達成しようとしているように思います。換言すれば、中国が平時、戦時に仕掛けてくる情報戦は、我が国にとって、空母、原潜以上に深刻な脅威と言っても過言ではないと思います。
 日本としても、あらゆるレベルで情報戦に対抗し、さらに独自の情報戦を展開する能力は、伝統的な軍事的安全保障だけではなく、経済安全保障と将来の統合的国力の発展に必要不可欠なものであると思料致します。
元海上幕僚長
福地建夫

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鬼塚 隆志(おにづか たかし)
 1949年、鹿児島県生れ。1972年、防衛大学校電気工学科卒業(16期)。フィンランド防衛駐在官、第12特科連隊長兼宇都宮駐屯地司令、陸上自衛隊調査運用室長、東部方面総監部人事部長、愛知地方連絡部長、富士学校特科部長、化学学校長兼大宮駐屯地司令を歴任し退官。現在、JFSS政策提言委員、株式会社NTTデータアドバイザー、株式会社エヌ・エス・アール取締役、日本安全保障戦略研究所研究員。
 著書に、『小国と大国の攻防』、共著に『日本の核議論はこれだ』『基本から問い直す 日本の防衛』等、共訳書に『中国の進化する軍事戦略』がある。