訃報 「本フォーラム会長の屋山太郎が4月9日、逝去致しました。」「享年91。」故人は時事通信記者を経て、政治評論家また日本を代表する論客として、最期まで国内外の問題を発信し続けてまいりました。ここに皆様から頂きました生前のご厚情に心より感謝申し上げ、謹んでご報告致します。   ■【新着情報】藤谷昌敏氏のコラム「習近平政権とは何か、その本質と独裁体制の功罪とは」を掲載。   訪台報告「台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名」を掲載。   古森義久氏のコラム「アメリカからの日本国憲法改正の求めとは」を掲載。   ■【推薦書籍】西修の新書「憲法 一代記」(育鵬社)を掲載。   江崎道朗の新書「シギント 最強のインテリジェンス」(ワニブックス)を掲載。

①台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名
②Key Note Chat坂町
第179回「ロシア・ウクライナ戦争の行方 」
③チェコのEuropean Values Center for Security Policyとのディスカッション

第47回定例シンポジウム
「台湾海峡危機 ―日本の備えと役割―」に参加して

 私が今回のシンポジウムで学んだことは、台湾海峡危機において日本が取るべき行動についてです。昨年、米国下院議長が台湾を訪れ、蔡英文総統と会談した際、これに反発した中国が台湾周辺海域で大規模軍事演習を実施し、弾道ミサイル5発が日本のEEZ内に落下しました。確実に ...

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第47回定例シンポジウム
「台湾海峡危機 ―日本の備えと役割―」に参加して

 私は今回のシンポジウムを通じて、台湾との関係強化と戦略的コミュニケーションの重要性について深い理解を得えることができた。加えて、日本の安全保障における台湾の重要性、軍備増強を図る中国に対峙するには日台間の連携が不可欠であることを再確認することができた。   ...

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日本の技術の象徴、高度な工作機械が中国に流出
-止まらない技術漏洩-

 日経新聞によると、DMG森精機のドイツ子会社製とみられる工作機械が中国の核開発研究機関「中国工程物理研究院」(CAEP)で不法に使用されていることがわかった。CAEPは1997年に米国の輸出規制リストに掲載されたにもかかわらず、2020年以降もインテルやエヌ ...

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太平洋戦争、資源小国日本の破綻
-東アジアの平和と安定に貢献する経済安全保障

 戦争の原因とは何かと考えれば、実に多種多様なものがある。古代から、集落などのグループ同士が水や食糧、奴隷などを求めて争った時代が長く続いた。技術革新が起きて遠洋航海が可能になると(大航海時代)、欧州列強はアジアやアフリカに版図を求め、植民地支配をめぐって争い ...

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