<講 演>「日米韓の民主主義同盟を礎に」
コリア国際研究所所長 朴 斗鎮氏
paku ご紹介して頂きましたように、私は在日コリアンです。日本で生まれて日本で育ちました。今までの人生において、日本の学校を卒業し、朝鮮総連の運動に入って、そしてそこを卒業して、現在があるという、謂わば3つの人生を生きてきました。
 そういう中で、朝鮮大学校で学生に教えていた時は「どうやって韓国を攻め落とすのか」ということを教えていたのですが、今は「どうやったら北朝鮮を民主化できるのか」ということで邁進しております。そういった視点から見ると、日韓の友好というのは非常に重要でありまして、日本戦略研究フォーラムから「それでは次のシンポジウムで、是非、講演をお願いしたい」と言われて今日参りました。
韓日の友好は東アジアにおける民主主義の礎
 私が今日申し上げたいのは、韓日関係を好転させなければならないということです。先ほど先生方がお話しされたように、韓日関係が現在のような厳しい状況になったことは、私の記憶の中でもありません。
 今、在日韓国人が本国(韓国)に行っては「何とか少し柔軟になってくれないか」と話をしております。実は、12月の安倍総理の靖国参拝までは、朴槿恵大統領が若干押し切られるような状況になっていたのです。

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