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名残りの寒さが続く毎日だったが、今日3月5日は、冬籠りしていた虫たちが春の陽気に誘われて地中から這い出てくると言われている「啓蟄」である。これは昨秋の安倍政権誕生と共に、何やら世の中が明るくなって、3年3ヵ月余続いた「冬籠り」から漸く「春」を迎えようとしている今の日本に似ている気もする。
さて、先の安倍首相の訪米でのオバマ大統領との初の首脳会談で、首相は「同盟の信頼と強い絆が完全に復活した」と宣言し、大統領は「日米同盟はアジア太平洋の安全の中心的基盤で、米国は強力かつ頼れるパートナーだ」と応じたとの報道がなされた。また、両国の大きな懸案でもあるTPPについても、日本側の意思表示をしっかりと伝えることができた証として「共同声明」を発表することができた。
これらの事は前政権が引き起こした日米との大きな亀裂を埋めるべく両国にとって歓迎すべきこととなり、外相会談でも尖閣問題について日米安保条約の適用範囲であるとする米政府の「揺るぎない立場」を確認することもできた。更に普天間移設問題の解決に向けての両国の意思確認もなされたようだ。
そこで、この首脳会談を踏まえ、今回はお馴染みのジェームス・アワ―氏、そしてケビン・メア氏を、そしてコーディネーターには樋口譲次氏をお迎えして、今後の日米同盟の在り方並びに展望をお話しいただく。
(「アジア・アップデート」公開録画とする)
記
テーマ: 「安倍・オバマ会談に見る日米同盟の展望」
ゲスト : ジェームス E・アワー氏 (JFSS特別顧問・ヴァンダービルト大学日本協力研究センター所長)
ケビン・メア氏 (JFSS特別顧問・元米国務省日本部長)
聞き手: 樋口譲次氏(元陸上自衛隊幹部学校長)
日 時: 平成25年3月5日(火)15:00〜17:00
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