今年も7月に出た「平成25年防衛白書」の説明会を開催した。
防衛政策の基本方針及び基本政策は従来と変わらないが、国民の一大関心事である我が国の固有の領土を脅かす中国の領海侵入や領空侵犯などの挑発行為に対し、「不測の事態を招きかねない危険な行動」と認定し、「極めて遺憾」「高圧的対応」と強く批判している。北朝鮮の核実験についても「重大な脅威で断じて容認できない」とした。
集団的自衛権行使を容認する憲法解釈の変更が不可欠となる現況において、その検討が進んでいることも、「強い日本」を掲げる安倍政権の姿勢を踏まえてのことである。
今回は、辰巳昌良氏(報道官兼大臣官房審議官)をお招きし、白書のダイジェスト版を見ながら説明を聞く。
記
テーマ:「平成25年防衛白書」説明会
講 師: 辰巳昌良氏 (防衛省 報道官兼大臣官房審議官)
日 時: 平成25年8月22日(木)13:30〜15:30
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