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師走に入り、何かと慌ただしく気忙しい日々。毎年のことながら今月末はただの「月末」ではなく「年末」「大晦日」である。新しい年を迎えるために、この一年間の総仕上げをしなければならない。
今回の講師は英国で国際問題、国際政治をご専門にご活躍の小松啓一郎氏をお招きし、国際社会における広範囲に及ぶ情報と、氏の分析を深く掘り下げてお話いただいた。
その中で、現在日本が抱える中韓との歴史認識の問題が、国際社会ではどのように捉えられているか。また、1941年の真珠湾攻撃に及ぶ直前までの8ヵ月間に及ぶ日米交渉の真相。戦争回避を目指していた日本側の外交暗号文の誤訳、曲訳を生んだ問題等々は、国際社会で共有しておく必要があると強調したことが、特に印象に残る。
一般市民を巻き込んだ東京大空襲や原爆投下は、法の下においても、人道の下においても、いつの時代も決して許されるものではないはず。敵見方の関係を超越した現在の日米同盟を維持していればこそ、決して蔑ろにしてはならない問題なのではないだろうか。
来年は戦後70年目を迎える年となる。
講 師 : 小松啓一郎氏(小松リサーチ&アドバイザリー代表)
テーマ : 「世界的な国家意識喪失の時代 〜英国から見る新国際潮流〜」
日 時 : 平成26年12月4日(木)14:00〜16:00
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