秘密資金の戦後政党史
―米露公文書に刻まれた「依存」の系譜―

  著 者:名越健郎
  出版社:新潮社
  発売日:2019年12月24日
  定 価:本体1,500円(税別)
    
   
 
Amazon「内容紹介」より
 戦後75年、日本の民主主義を歪めた“公然の秘密"を明らかにする!
 
 冷戦下、自民党、共産党、民社党、社会党が米ソから密かに受けてきた違法資金。ハワイでの受け取り、迂回融資、工作員による手渡し……、
 手練手管を駆使して渡された闇の資金は、イデオロギー対立の狭間で、日本政治に何をもたらしたのか?
 30年に及ぶ緻密な調査によって発掘された第一級の資料が暴く「政治とカネ」問題史上、最大の暗部と恥部。
 
 
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名越 健郎(なごし けんろう
 1953年、岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社入社後、バンコク支局特派員、モスクワ支局特派員、ワシントン支局長、モスクワ支局長、外信部長、仙台支社長を務め、2011年に退社。2012年より拓殖大学海外事業研究所教授。現在、JFSS政策提言委員。
 著書に『独裁者プーチン』『北方領土の謎』(海竜社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮社)等多数。