『重光葵』
連合軍に最も恐れられた男
福冨健一
重光はウィンストン・チャーチルとフランクリン・ルーズべルトが署名した大西洋憲章に対抗し、アジアの解放のために大東亜憲章を提唱、アジア版の国際機構を作ろうとしたのである。重光のこのような状大な構想力は、どこから生まれたのであろうか。同時期に戦犯として巣鴨拘置所にいた笹川良一は、重光について次のように述べている。「真に男が男として惚れきれるのが重光葵の真骨頂であった。腕も度胸も備わったこんな人にこそ救国の大業を託すべきではあるまいか」
―(本文)「爆弾で片足を失いながら」―より
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著 者: 福冨健一
出版社: 講談社
発行日: 2011年8月04日
定 価: 1700円+税
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