本フォーラムはこの度、内閣府・政府広報室の事業として、「東アジア情勢を巡る国際関係・安全保障環境の変化と国際社会の対応」をテーマに、下記の日程で国際セミナーを開催致します。
竹島問題及び尖閣諸島を巡る情勢は、日本だけでなく、東アジアにおける地域秩序形成においても重要な問題です。韓国は、昭和29(1954)年以降、竹島を不法に占拠し続けています。中国は、昭和45(1970)年に同諸島の領有権を主張し始め、平成24(2012)年には尖閣諸島を核心的利益と言明し、昨年は64日連続、1年間に延べ1300隻以上の中国公船の航行が同諸島周辺の接続水域で認められ、軍事力で奪取する意図を隠そうとしていません。
このように、竹島と尖閣諸島を巡る情勢は緊迫の度合いを増しており、その動向は日本のみならず、東アジア全体、ひいては国際社会にも影響を及ぼしています。今回は、日本だけでなく広く海外の有識者を招聘し、竹島と尖閣諸島の実情について、法と秩序の維持の観点から議論を行い、皆様と共にこの問題について考えてみたいと思います。
日時/会場:令和2年3月3日(火) ホテルグランドヒル市ヶ谷
開催時間:セミナー 13:00~17:50 (3F 瑠璃の間)*日英同時通訳有り
懇 親 会 18:00~19:30 (2F 白樺の間)
登 壇 者 : ポール・ウォルフォウィッツ氏
(アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)客員研究員・元国防副長官)
グエン・フン・ソン氏(ベトナム外交学院南・東シナ海研究所長)
グラント・F・ニューシャム氏(JFSS上席研究員・元米海兵隊大佐)
ダン・ブルメンタール氏(AEIアジア研究部長)
エバ・ペショヴァ氏(フランス戦略研究財団連携研究員)
デビッド・ライト氏(元日本国駐箚及び元大韓民国駐箚特命全権大使)
小松啓一郎氏(コマツ・リサーチ・アンド・アドバイザリー(KRA)代表)
髙井晉氏(JFSS常務理事・笹川平和財団特別研究員)
濱美恵子氏(KRA上席研究員)
ファシリテーター:小野田治氏(JFSS政策提言委員・元空自航空教育集団司令官)
坂場三男氏(JFSS顧問・元ベルギー国駐箚特命全権大使)
モデレーター :丹羽文生氏(JFSS理事・拓殖大学海外事情研究所准教授)
<参加申込み方法>
参加を希望される方は、参加申込書をダウンロードして必要事項を記入し、FAXまたはメールにて当フォーラム宛てに送付をお願い致します。なお、希望者多数の場合は抽選とさせて頂きますので、予めご了承ください。
送付先:(FAX)03-6265-0894/(E-mail)j-seminar@jfss.gr.jp
申込み期限:令和2年2月24日(月)まで
<その他>
当日は、名刺を2枚ご用意ください。