【訃報】

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お知らせ JFSS事務局

小田村四郎副会長が、12月9日、逝去致しました(享年94歳)。
生前のご厚情に深く感謝申し上げます。



新しい年を迎える前に、関係者の皆様にご報告申し上げます。
去る12月9日、永年JFSS副会長をお努め下さいました小田村四郎先生のご逝去の報が届きました。新聞発表まで内密にというご家族のご要望もあり、皆様へのご連絡を控えておりました。

お亡くなりになる2日前の夕刻、体調不安定となりご入院。
翌日は元気を取り戻したかに見えたようですが、3日目の夜、お眠りになったまま静かに息をお引き取りになったとのことでございます。
せめてもの救いはお体の痛みやお苦しみがないまま、正に「大往生」だったということでございます。94歳でございました。

先生は「Chat」やシンポジウムを大層楽しみにして下さいまして、10月のシンポジウムにもご出席の予定でしたが、前日からお風邪をお召しになり叶いませんでした。
後日シンポジウムのご報告をしたのが、先生のお声をお聞きした最後となりました。
JFSSの運営につきましては、亡き中條会長と共に実に多くのお導きを頂き、感謝に堪えません。

先日ご家族のお気持ちも大分落ち着いたとのご連絡をいただき、ご自宅にお参りに参りました。
今はただ安らかなるご冥福をお祈りするものでございます。
以上、大変遅くなりましたが慎みてご報告申し上げます。


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小田村四郎(おだむら しろう) 
一般社団法人 日本戦略研究フォーラム副会長
 大正12年(1923年)10月17日、東京生れ。昭和22年(1947年)、東京帝国大学法学部卒業後、大蔵省に入省。名古屋国税局長、内閣官房内閣審議室長、防衛庁経理局長、行政管理事務次官などを歴任。昭和53年(1978年)退官。その後、農林漁業金融公庫副総裁、日本銀行監事などを経て平成7年(1995年)、拓殖大学第16代総長に就任(平成15年退任)。主な著書に『憲法と自衛隊』『占領後遺症の克服』『今、この国を救うもの―教育改革』がある。
 吉田松陰の朋友で群馬県令を務めた楫取素彦と松陰の妹寿子の曾孫で、台湾で匪賊に惨殺された「六士先生」の一人、楫取道明の令孫。靖國神社崇敬者総代、國語問題協議會会長、国民文化研究会会長、日本李登輝友の会副会長、明成社社長などを務める。勲二等旭日重光章受章。平成29年(2017年)12月9日逝去(享年94歳)。