李克強首相が「中国のGDP発表は、あてにならない! 」と断言した!
同首相によると、あてになるのは、「電力消費量」「鉄道貨物輸送量」「銀行融資額」。この三つは、「克強指数」として、世界的に知られています。
現時点での中国の公定歩合は、1年から5年モノの貸出金利が、2015年10月以来4.75%と最低である。08年9月に起きた「リーマン・ショック」後の公定歩合5.40%よりも更に低い。
今の中国経済はここ四半世紀で最悪である。
中国経済の問題は、過剰生産と過剰在庫にある。
一部のエコノミストは、過剰生産・過剰在庫が調整できれば中国経済は蘇ると考えているが、中国経済の減速に伴い、党内で権力闘争激化し集団的騒乱事件が頻発する可能性があるのだ。
「新中国」成立後、共産党は基層レベルを除いて一度も選挙を行っていない。未だ一党独裁で社会構造が硬直したままである。そのため中国は強固な体制に見えるが、革命等の大きな社会変動に見舞われる恐れもあり、一挙に瓦解しないとも限らないのだ。