外連(けれん)の島・沖縄――基地と補助金のタブー

  著 者:篠原 章
  出版社:飛鳥新社
  発売日:2017年8月31日
  定 価:本体1296円(税別)
  

 当フォーラム主催のシンポジウムへのご登壇や、季報への執筆をいただいています、経済学博士・篠原章氏の新刊が出版されました。是非、ご覧ください。

Amazon「内容紹介」より
「国王」翁長知事の肖像――
・基地反対を武器に振興予算延長
・結局、普天間基地存続に帰着する危険な構図
・本気で辺野古移設を止める気がない法廷戦術

「『補助金はいらん』と一言いえば、辺野古移設の問題は大きく動く可能性があります。補助金は事実上基地負担の代償ですから、沖縄県が補助金受け取りを拒否すれば政府も困ります」(本文より)

沖縄振興予算をがぶ飲みするのは誰か。
基地負担の見返り=振興予算を認めた仲井眞前知事が、「沖縄の心を売った」と罵られた理由とは?
「日本というくびきから外して」といいながら永田町と霞ヶ関に通いつめ、すでに第六次(2022年度以降の10年間、総額3兆円超の見込み)振興予算延長を獲得! 
沖縄支配階層の守護神がくりだす奸計(かんけい)と政略の、誰も指摘しない「不都合すぎる真実」を白日のもとにさらし、基地も補助金も減らす、真の自立の道を探る。 

<目次より>
第1章 「外連(けれん)」の島・沖縄
第2章 英雄か悪漢か――翁長沖縄県知事の肖像
第3章 基地移設の矛盾と欺瞞(ぎまん)
第4章 行政処分の応酬と法廷闘争
第5章 琉球独立運動の悲劇
第6章 「被害者原理主義」が跋扈(ばっこ)する沖縄の歪んだ言論空間
第7章 基地負担の見返り=振興予算が沖縄をダメにする