宮崎 正弘(みやざき まさひろ)
昭和21年、金沢生れ。早稲田大学英文科中退。学生時代に「日本学生新聞」編集長。月刊誌『浪漫』企劃室長。貿易会社経営後、『もうひとつの資源戦争』(1982年、講談社)で論壇へ。現地ルポで世界100ヵ国を取材した。
作家としては『拉致』『謀略投機』など、文藝評論家として『三島由紀夫の現場』など三島三部作。歴史評論に『吉田松陰が復活する』『西郷隆盛―日本人はなぜこの英雄が好きなのか』『取り戻せ、日本の正気』など多数がある。国際政治・経済の評論も多い。
チャイナ・ウォッチャーとして『中国台湾電脳作戦』など5冊が中国語訳された。著作に西部邁との『アクティブニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)、最新作に『米国衰退、中国膨張、かくも長き日本の不在』(海竜社)など。