青空の下で読むニーチェ

  著 者:宮崎正弘
  出版社:勉誠出版 
  発売日:2018年12月10日
  定 価:本体900円(税別)
  


Amazon「内容紹介」より
 西部邁は『アクティブ・ニヒリズム』を主唱した。
 三島由紀夫ほどニーチェを読みこなした作家はいない。
 ニーチェは『いまという時間を精一杯生きろ』と言い残したのだ。
 暗い書斎から飛び出し、明るい青空の下で読むのこそ、ニーチェの思想の理解にふさわしい! 人生を強く生きよと主張したニーチェの思想を読み直す。


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宮崎 正弘(みやざき まさひろ)
 昭和21年、金沢生れ。早稲田大学英文科中退。学生時代に「日本学生新聞」編集長。月刊誌『浪漫』企劃室長。貿易会社経営後、『もうひとつの資源戦争』(1982年、講談社)で論壇へ。現地ルポで世界100ヵ国を取材した。
 作家としては『拉致』『謀略投機』など、文藝評論家として『三島由紀夫の現場』など三島三部作。歴史評論に『吉田松陰が復活する』『西郷隆盛―日本人はなぜこの英雄が好きなのか』『取り戻せ、日本の正気』など多数がある。国際政治・経済の評論も多い。
 チャイナ・ウォッチャーとして『中国台湾電脳作戦』など5冊が中国語訳された。著作に西部との『アクティブニヒリズムを超えて』(文藝社文庫)、最新作に『米国衰退、中国膨張、かくも長き日本の不在』(海竜社)など。