アメリカ民主党の欺瞞2020-2024

  著 書:渡辺 惣樹 
  出版社:PHP研究所
  発売日:2021年5月22日
  定 価:本体1,800円(税別)
    
   
 
Amazon「内容紹介」より
 アメリカ国民の半分は、2020年の大統領選挙において、民主主義制度の根幹をなす選挙制度が、民主党によって崩壊の危機を迎えていることに激しく反発し、幻滅している。これからのアメリカ政治は、こうした米国民の悲しみと怒りのファクターを内包して進んでいく。
 トランプ第二次政権は(現時点では)幻となったが、彼が行なってきた、そしてこれから行なうとしてきた施策を検討することで、バイデン政権の危うさが浮き彫りになるだろう。
 本書は、先の大統領瀬選挙での不正、反トランプデモ、米中対立などをテーマに、日米のメディアが伝えてこなかったアメリカ民主党の腐敗ぶりに加え、今後の世界に与える影響を分析した。最新の公文書など多くの資料を駆使して暴かれるエリート政治の実態に、読者は驚くであろう。そして、アメリカ政治の行方を占うのは、いまも「トランプ」であることに変わりはない。

 

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渡辺 惣樹(Soki Watanabe
 1954(昭和29)年、静岡県下田市生れ。日本近現代史研究家。北米在住。1977年、東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。
 著書に、『日本開国』、『日米衝突の根源1858-1908』、『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)、『朝鮮開国と日清戦争』、『アメリカの対日政策を読み解く』、『誰が第二次世界大戦を起こしたのか』(以上、草思社)、『ルーズベルトの開戦責任』(草思社文庫)、『第二次世界大戦 アメリカの敗北』、『戦争を始めるのは誰か 歴史修正主義の真実』(以上、文春新書)等多数。訳書に、ハーバート・フーバー『裏切られた自由(上下)』(草思社)、マックウィリアムス『日米開戦の人種的側面 アメリカの反省1944』などがある。