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ストックホルムの旭日
文明としてのオリンピックと明治日本
著 者:牛村 圭
出版社:中央公論新社
発売日:2021年6月10日
定 価:本体2,000円(税別)
Amazon「内容紹介」より
「いかに速く走るか」。近代の到来は「文明」に、国際スポーツの場で国と国とが同一ルールで競い合うという新しい要素を加えた。コーチングの技術などが革新的に発展を遂げるなか、「文明国」の名乗りを上げたばかりの明治日本はスポーツという洋学をどう受容したのか。漱石『三四郎』や嘉納治五郎の欧米視察記、画期的指導書など陸上競技にまつわるテクスト・写真を精読、世界の頂点とされたオリンピックに二人の若きアスリートが挑むまでを描く。
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牛村 圭
(うしむら けい
)
1959(昭和34)年、石川県生れ。東京大学文学部(仏語仏文学)卒業、同大学院(比較文学比較文化)、
シカゴ大学大学院(歴史学)各博士課程修了。博士(学術)。現在、国際日本文化研究センター教授。
著書に、『「文明の裁き」をこえて―対日戦犯裁判読解の試み』(中央公論新社、2001年)で第10回山本七平賞受賞、2008年第2回 重光葵賞受賞。