紅衛兵とモンゴル人大虐殺
草原の文化大革命

  著 者:楊 海英
  出版社:筑摩書房
  発売日:2022年3月17日
  定 価:本体1900円(税別)
    
 
 
Amazon「内容紹介」より
 文化大革命で中国政府は内モンゴルのモンゴル人三四万六〇〇〇人を逮捕し、二万七九〇〇人を殺害した。それを実行した紅衛兵の実態を暴き、虐殺の真相に迫る。

 

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楊 海英(よう かいえい)
 1964年、南モンゴルのオルドス生れ。北京第二外国語大学日本語科卒。国立民族学博物館併設総合研究大学院大学博士課程修了。1999年から静岡大学勤務、現在に至る。
 主な著書に『墓標なき草原』(司馬遼太郎賞受賞)、『独裁の中国現代史:毛沢東から習近平まで』『逆転の大中国史:ユーラシアの視点から』『「中国」という神話:習近平「偉大なる中華民族」のウソ』(文藝春秋)、『内モンゴル紛争─危機の民族地政学』『モンゴル人の中国革命』(筑摩書房)、『日本陸軍とモンゴル:興安軍官学校の知られざる戦い』(中央公論新社)、『狂暴国家:中国の正体』(扶桑社)など多数。