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ゾルゲ・ファイル 1941-1945
――赤軍情報本部機密文書 (新資料が語るゾルゲ事件)
編 集:アンドレイ・フェシュン
翻 訳:名越健郎/名越陽子
出版社:みすず書房
発売日:2022年10月19日
定 価:本体6,400円(税別)
Amazon「内容紹介」より
独ソ戦、日米開戦を目前に、東京のゾルゲとモスクワの赤軍情報本部が交信した電報やゾルゲ逮捕後の駐日ソ連大使館内の事後報告書などを初公開。駐日ドイツ大使や近衛内閣参与の尾崎秀実のもたらす極秘情報、軍備機密、国民感情などが逐一モスクワに報告されていた。ゾルゲからの電報文には手書きの「決裁」が記され、赤軍情報将校たちの動きが生々しく伝わる。ウクライナ戦争の続く今、情報戦を考えるための基本資料。
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名越 健郎
(なごし けんろう
)
1953年、岡山県生れ。拓殖大学海外事情研究所教授。東京外国語大学卒。時事通信社に入社。バンコク、モスクワ、ワシントン、モスクワ各支局、外信部長、仙台支社長などを経て退社。2012年から現職。国際教養大学特任教授(21年まで)。博士(安全保障、拓殖大学大学院)。
主な著書に、『秘密資金の戦後政党史』(新潮選書)『北方領土はなぜ還ってこないのか』(海竜社)『独裁者プーチン』(文藝新書)、『ジョークで読む世界ウラ事情』(日本経済新聞出版)など。