ウクライナ戦争の軍事分析

  著 者:秦 郁彦
  出版社:新潮社
  発売日:2023年6月19日
  定 価:本体820円(税別)
  
 
 
Amazon「内容紹介」より
 
 二〇二二年二月、ロシアは空と陸から一斉にウクライナへの侵攻を開始した。双方の軍事力を比べれば短期で決着という予想に反し、ウクライナが猛反攻。泥濘の中、狙い撃ちされる戦車の列、首都にとどまる大統領と前線の高い士気――ミサイルにドローン、圧倒的な火力で迫るロシア軍に対し、欧米の軍事支援を受けるウクライナ軍との攻防は一進一退。長期化の様相を見せるなか、現代史研究の第一人者が鋭く読み解く。

 

 
 
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秦 郁彦(はた いくひこ
 1932(昭和7)年、山口県生まれ。現代史家(日本近現代史・軍事史)。1956(昭和31)年、東京大学法学部卒業。同年大蔵省入省。その後、ハーバード大学、コロンビア大学留学、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長。プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。1993年度の菊池寛賞受賞。2014年『明と暗のノモンハン戦史』(PHP研究所)で毎日出版文化賞受賞。第30回正論大賞受賞。
 他に主な著書として、『南京事件 増補版』(中公新書)、『慰安婦と戦場の性』(新潮選書)、『病気の日本近代史』(文芸春秋)、『昭和史の秘話を追う』『慰安婦問題の決算 ―現代史の深淵』(PHP研究所)、「Hirohito, The Showa Emperor in War and Peace」(Global Oriental. 2007)等がある。