武居 智久(Tomohisa Takei)
1957(昭和32)年、長野県生まれ。1979年防衛大学校電気工学科卒(3期)、筑波大学地域研究研究科卒(地域研究学修士)、米国海軍大学指揮課程卒。海幕防衛部長、大湊地方総監、海幕副長、横須賀地方総監を経て、2016年海上幕僚長で退官(海将)。2017年米国海軍大学教授兼米国海軍作戦部長特別インターナショナルフェロー、現在、JFSS顧問、三波工業株式会社特別顧問。
論文に、「統合指揮通信システムの将来―決断中心のC4システムへの進化」(国際安全保障2007年)、「海洋新時代における海上自衛隊―JMSDF in New Maritime Era」 (波濤 2008年)、「海上防衛戦略の新たな時間と空間」(海幹校戦力研究 2016年)、「多重債務化するインド太平洋地域の海洋安全保障」(海幹校戦略研究 2018年)、「グレーゾーンにおける日米同盟の潜在的脆弱性―グレーゾーンの中の4つのグレーゾーン」(海幹校戦略研究 2019年)、「第2の戦間期における海上自衛隊の軍事技術イノベーションについて」(海幹校戦略研究2020年)等がある。
著書に、『中国海軍VS.海上自衛隊―すでに海軍力は逆転している』(ビジネス社)、『自衛隊最高幹部が語る 令和の国防』(共著、新潮社)がある。
尾上 定正(Sadamasa Oue)
1959(昭和34)年、奈良県生れ。1982年、防衛大学校卒業(第26期)。2004年、第8航空団基地業務群司令、2005年、航空幕僚幹部人事教育部人事計画課長、2007年、統合幕僚監部報道官、2009年、第2航空団司令兼千歳基地司令、2010年、防衛大学校防衛学教育学群長、2011年、統合幕僚監部防衛計画部長、2013年航空自衛隊幹部学校長兼目黒基地司令、2014年、北部航空方面隊司令官、2016年、航空自衛隊補給本部長などを歴任し、2017年、退官。その間、1997年、ハーバード大学ケネディ大学院 行政学修士、2002年、米国国家戦略大学 国家戦略修士取得。現在、JFSS政策提言委員。
著書に『自衛隊最高幹部が語る 令和の国防』(共著、新潮社)、『台湾有事と日本の安全保障―日本と台湾は運命共同体だ』(共著、ワニブックス)がある。