フィンランドの覚悟

  著 者:村上 政俊
  出版社:扶桑社
  発売日:2023年9月1日
  定 価:本体880円(税別)
    
 
 
Amazon「内容紹介」より
 世界幸福度ランキング6年連続1位!
 教育・福祉・働き方先進国で平和な中立国……
 であるはずのフィンランドに
 なぜ、徴兵制があるのか?
 
◎18歳以上の男子に兵役、女性の兵役もOK
 ◎総人口の16%が予備役
 ◎国民の82%が「自国が攻撃されたら祖国防衛に参加」と回答
 ◎憲法で全ての国民に「国防の義務」を規定
 ◎スウェーデンとロシア帝国による統治
 ◎フィンランドの英雄は日露戦争へ従軍
 ◎第二次世界大戦ではソ連と戦い敗戦国に
 ◎1300キロの陸上国境を接するロシアの脅威
 ◎ロシアを仮想敵国とした安保体制を整備
 ◎NATOにスピード加盟できた外交力
 ◎原発推進でロシアのエネルギー依存回避
 ◎世界一進んでいる核廃棄物最終処分場の建設
 
 日本では報じられないフィンランドのもう一つの顔!

 

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村上 政俊(むらかみ まさとし)
皇學館大学准教授
 
 1983(昭和58)年生まれ。幼少期を豪州パースで過ごす。東京大学法学部卒。博士(論文、嘉悦大学)。平成20年、外務省入省(国家公務員I種法律職)。総合外交政策局、国際情報統括官組織等で勤務。大使館外交官補として北京大学、ロンドン大学に留学。退官後に、日本ユネスコ国内委員会委員、衆議院議員、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、同志社大学ロースクール嘱託講師、航空自衛隊幹部学校航空研究センター客員研究員等を歴任。
 海外では、台湾大学国家発展研究所、フィンランド国立タンペレ大学、パシフィック・フォーラム(米国)、中華経済研究院(台湾)で、客員研究員として在外研究。現在、JFSS上席研究員、中曽根平和研究所客員研究員、東京大学未来ビジョン研究センタープロジェクトメンバーを兼任。
 著書に『フィンランドの覚悟』(扶桑社新書)。共著に『トランプ政権の分析』、『アメリカ大統領の権限とその限界』(いずれも久保文明編、東京財団政策研究所監修、日本評論社)、『最後は孤立して自壊する中国』(石平氏との対談本、ワック)。