日本史百人一首

出版社:育鵬社
発売日:2008/10/1
定価:本体1,300円(税別)
 
和歌で読み解く日本の歴史
~古代から現代まで繰り広げられる喜怒哀楽の歴史ドラマ~
 
古代から現代まで繰り広げられる喜怒哀楽のドラマ。歴代天皇から名もなき庶民までが三十一文字に託した真実とは?
神武天皇、須佐之男命、聖徳太子、額田王、柿本人麻呂、紀貫之、紫式部、藤原道長、静御前、北条泰時、後醍醐天皇、足利尊氏、豊臣秀吉、徳川家康、上杉鷹山、吉田松陰、西郷隆盛、明治天皇、与謝野晶子、三島由紀夫、昭和天皇、ほか、古代から現代まで100人の残した和歌を収録。
それぞれの生きた時代を日本史の流れの中で描き、その歌に込められた意味を解説し、秘められたエピソードなどを紹介していく。
 
第一章 和歌で見る古代/国のはじまり~西行と芭蕉/神武天皇~西行 35首
第二章 和歌で見る中世/源平合戦の時代~異形の茶人/平忠度~千利休 22首
第三章 和歌で見る近世/秀吉と家康~徳川最後の将軍の功績/豊臣秀吉~徳川慶喜 20首
第四章 和歌で見る近代/明治天皇~言霊の幸わう国/明治天皇~柿本人麻呂 23首
 
著者プロフィール
渡部昇一(わたなべ・しょういち)
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和60年第一回正論大賞受賞。