今こそ韓国に謝ろう

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作家 百田尚樹

 皆さん今日は。百田尚樹です。
 本日は、拙著『今こそ韓国に謝ろう』についてお話しよう考えておりましたが、屋山先生や武藤先生のお話を拝聴して、こんな悠長な話をして良いのかなと思った次第です。北朝鮮のことについても話したいと思いますが、今日は韓国でいきたいと思います。

朝鮮は長く日本に併合されていたかったのか?
 韓国のことを考える上では、朝鮮民族のことを考える必要があると思います。日本は日韓併合によって朝鮮半島全土を併合しておりました。韓国も北朝鮮も日韓併合36年と言っております。私も36年かと思っておりましたが、実際は35年と11日でした。この期間では、どちらかと言うと35年だと思いますが、朝鮮人は1年伸ばしたいのだと思います。「長く併合されていたかった」という希望があったかどうかは分かりませんが。

朝鮮人は自ら進んで従軍した
 『今こそ韓国に謝ろう』(飛鳥新社)でも書いたのですが、何故日本と韓国は仲良くなれないのか、何故韓国は日本に謝れと言い続けるのか、について考えてみたいと思います。
 例えば、日本は朝鮮人を強制連行して慰安婦にしたなどと韓国が言っております。しかし、このような主張は全くの事実無根ですから、謝る必要はありません。また、大量に強制連行したということもありません。一方で、朝鮮人に対し7ヵ月ほど戦時徴用ということは実施しました。しかし、戦時徴用は朝鮮人のみに行った訳ではなく、日本人の中学生・女学生なども対象でした。しかも、朝鮮人を戦時徴用する場合は、企業が特別の宿舎を建設したり、給料を上げたり、朝鮮半島に残っている家族のための特別手当を与えたりなどの処遇をしました。それでも尚、韓国人は戦時徴用に対する批判を続けています。
 また、当時朝鮮人には徴兵がありませんでした。同じ時期に日本人は徴兵により、戦場に赴き、厳しい戦闘をしていたのです。そのような状況ですから、朝鮮人を徴兵しないことに反対するデモすら起きました。さすがに、終戦間際の1944年暮れからは朝鮮人に対しても徴兵を開始したようです。しかし、徴兵はされたものの、終戦によって朝鮮人は1 名も戦場に行っておりません。このようなことからも、日本は韓国に謝ることは何もないと言えます。

実際に沢山あった、韓国に謝るべきこと
 こうした中で、私は何か韓国に謝ることはないかを色々と調べました。調べていくと、日本が韓国に謝るべき沢山のことが見つかりました。