■ 訃報 本フォーラム会長の屋山太郎が4月9日、逝去致しました (享年91)。故人は時事通信記者を経て、政治評論家また日本を代表する論客として、最期まで国内外の問題を発信し続けてまいりました。ここに皆様から頂きました生前のご厚情に心より感謝申し上げ、謹んでご報告致します。   ■【新着情報】5月8日 エストニア大使表敬訪問。古森義久氏のコラム「アメリカからの日本憲法改正の求めとは」の英訳を掲載。   古森義久氏のコラム「アメリカにとっての中国の脅威とは」を掲載。   藤谷昌敏氏のコラム「中国の経済発展はなぜ停滞しているのかー繰り返す中国の近代化の失敗ー」   4月19日 リトアニア大使表敬訪問。   長野俊郎氏の『追悼』「 兄貴と慕った人との別れ」を掲載。   屋山太郎氏のコラム「インチキを許していいのか」を掲載。   渡辺利夫氏の追悼文『追悼』「屋山太郎さんの突破力」を掲載。   古森義久氏の追悼文「屋山太郎会長を悼む」を掲載。   丹羽文生氏の追悼文『追悼』「屋山太郎先生」を掲載。   ■訪台報告「台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名」を掲載。   ■【推薦書籍】西修氏の新書「憲法 一代記」(育鵬社)を掲載。   江崎道朗氏の新書「シギント 最強のインテリジェンス」(ワニブックス)を掲載。

①第48回定例シンポジウム テーマ「混迷極まる国際情勢」ー日本の矜持を問うー を開催
②台湾国防大学とパートナーシップ協定覚書に署名
③チェコのEuropean Values Center for Security Policyとのディスカッション

沖縄の分断を狙う中国の思惑
-巧みな影響力工作

 沖縄県は5月15日で、日本本土復帰51周年を迎えた。沖縄県は、太平洋戦争末期の凄惨な地上戦で民間人も巻き込まれ、日米両軍で約20万人が犠牲となった。その後、米施政権下の時代になると、米軍機の墜落事件や米兵による暴力事件が相次いだ。復帰後は経済発展を遂げたもの ...

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生きとし生けるものに無駄はない

 兵庫県の丹波篠山に近い猪名川町という山間部で育った私は、30数年前、中学校の同窓会に出席するため帰郷した。11月だったと思う。友人が阪急宝塚線の最寄り駅まで迎えに来てくれた。いよいよ中学校に近づいて行くと、道路の両側は山なのだが、黄金色(こがねいろ)と呼んで ...

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軍需産業はどのような経済効果をもたらすのか

 政府は、防衛予算を2023年度から5年間の総額を43兆円程度とすることを閣議決定した。過去最大の増額で、現行5年間の計画から1.6倍となる。中国が軍事力を急速に拡大する中、敵の基地を攻撃する反撃能力を整備するほか、弾薬やミサイルの確保など継戦能力を強化する。 ...

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日本はイランになぜ甘いのか

 日本はなぜかイランに対して異様なほどに寛容である。国際的にはイランはイスラエルの抹殺を一貫して唱える。そのための手段とも思われる核兵器の開発に驀進する。国際テロにも関与する。自国民にはイスラム原理主義の厳しい戒律を課し、女性の社会的活動を認めない。わが日本の ...

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